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小林多喜二 18歳の短編発見 新聞に投稿の最初期作品(毎日新聞)
- 2010.04.24 Saturday
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- by jodlzljuzg
「蟹工船」などで知られるプロレタリア作家、小林多喜二(1903〜33)が、小樽高等商業学校(現小樽商科大学)在学中に新聞に投稿した全集未収録の短編小説が発見された。北海道小樽市立小樽文学館が21日、発表した。公に発表された多喜二の最初期の作品とみられ、同館では「投稿を始めたころの多喜二を知る貴重な資料」と話している。
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同館によると、小説のタイトルは「スキー」で、400字詰め原稿用紙で6枚半。小樽高商1年の18歳ごろに書かれたとみられ、1921(大正10)年10月30日の国民新聞に掲載された。
主人公は、小樽商業学校(現小樽商業高校)時代の恩師「T先生」がモデル。事実上のデビュー作とされ、「小説倶楽部」(21年10月号)に掲載された「老いた体操教師」も登場させている。
「スキー」は、日露戦争で負傷して体が不自由な「T先生」が、授業のため生徒からちゃかされながらもスキーを習う姿を描いた作品で、社会的弱者に関心が高かった多喜二らしさが伝わってくる。同館は「新聞紙面という制約のある中、一場面を大胆に切り取る構成は巧みで多喜二の早熟さがうかがわれる」と話している。
09年9月、岡山大学の大学院生から「多喜二の全集未収録の作品と思われる」と同館に連絡があり、同館が調査していた。国民新聞は1890年に徳富蘇峰が創刊した新聞。東京などで幅広く読まれていた全国紙の一つで、現在の東京新聞の前身。スキーは3月31日発行の「市立小樽文学館報」に掲載されている。【坂井友子】
【ことば】小林多喜二
1903(明治36)年秋田県生まれで、4歳で北海道小樽市に移住。小樽高商時代から積極的に執筆活動を行い、旧北海道拓殖銀行に就職後、酷使される労働者の実態を描いた「蟹工船」「不在地主」などを発表した。33年に特高警察の拷問を受けて死亡した。格差の拡大や派遣労働の増加を受け、近年「蟹工船」ブームとなった。
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同館によると、小説のタイトルは「スキー」で、400字詰め原稿用紙で6枚半。小樽高商1年の18歳ごろに書かれたとみられ、1921(大正10)年10月30日の国民新聞に掲載された。
主人公は、小樽商業学校(現小樽商業高校)時代の恩師「T先生」がモデル。事実上のデビュー作とされ、「小説倶楽部」(21年10月号)に掲載された「老いた体操教師」も登場させている。
「スキー」は、日露戦争で負傷して体が不自由な「T先生」が、授業のため生徒からちゃかされながらもスキーを習う姿を描いた作品で、社会的弱者に関心が高かった多喜二らしさが伝わってくる。同館は「新聞紙面という制約のある中、一場面を大胆に切り取る構成は巧みで多喜二の早熟さがうかがわれる」と話している。
09年9月、岡山大学の大学院生から「多喜二の全集未収録の作品と思われる」と同館に連絡があり、同館が調査していた。国民新聞は1890年に徳富蘇峰が創刊した新聞。東京などで幅広く読まれていた全国紙の一つで、現在の東京新聞の前身。スキーは3月31日発行の「市立小樽文学館報」に掲載されている。【坂井友子】
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